2008年11月

 

*** 2008.11.68 ***

時の経つのは早いもので、

あっという間に十二月ですね。

 

*** 2008.11.29 ***

買ったばかりのマウスの挙動がたまにおかしいので別のマウスを探し始めていることはさて置き、

映画を二つ観てきました。

『SAW5』はまあ、いつものようにいつものごとく殺人鬼ジグソーと愉快な仲間達のお話で、

でもメインがこれまでの補完説明になってしまい、インパクトは少々弱かったかなあ。

それにしてもこのシリーズの本質は「命を大事に」ではなく、ラストに畳みかけるどんでん返し・種明かしと、登場人物を迷わせて失敗を嘲笑う残酷さにあるのだと思う。

『デス・レース』は刑務所主催で行う武装改造カー殺し合いレースの話で、

ストーリーは単純というかちょっと脚本がいい加減な気もしましたが、まあかっ飛ばしてぶっ壊してぶち殺せばそれでいいのでしょう。楽しみました。

ところでラリー・コーエンとロジャー・コーマンってどっちがどっちだかすぐ分からなくなりますよね。

 

*** 2008.11.28 ***

トラックボールを使ってたら右肘辺りの神経がピキッと来るので結局新しいマウスを買ってきました。

LogicoolのMX620。コピーとペーストを良く使うのでサイドの二ボタンを割り当てて、私には五ボタンくらいが理想ですな。

メインのボタンはチキンチキンと心地良い音がします。サイドボタンの感触は物足りないかな。

コードがちょっと邪魔になってたので今回は思い切ってワイヤレスです。

単三電池二本だから充電池のエネループが使えるし、一年くらい持つらしいし電池切れインジケータもついてるので安心マニアの私にも大丈夫かな、と。

ついでに少し使った後はずっと保管していた東プレの高級キーボードを引っ張り出してみました。

こちらはメカニカルとはまた違ってスコンスコンと軽くて心地良い感触です。

物欲っていいなあと思いました。

 

*** 2008.11.26 ***

書き直しへの課題がやっと一つ解決したようだ。

それにしても気分は低調です。嫌な夢を見ます。

何かいいことがあれば反動でハイになるのだろうけれど。

明日はいいことあれ。

 

*** 2008.11.25 ***

今日は何か自己嫌悪に陥るような失敗をしでかした気がするのだが、

それが何なのか思い出せないのだ。

 

*** 2008.11.24 ***

普段鏡で見る自分の顔と写真などで見る自分の顔が違って見える……特に、写真の方がブサイクに見えることについて、

しばしば「左右が違うから」という説明がされていたのだが、私としてはどうも納得が行かなかった。

ならば人間は左右逆の方が美形だというのか、と。

また、自宅の洗面所の鏡で見るより、コンビニの柱などにある鏡を見かけた時の方がブサイクという現象もある。これは左右逆だからというのは理由にならない。

ということで、私の考えた結論。

普段自分の顔を見る状況では、脳内で自動補正がかかっている。

それ以外の時に見ると自動補正がかかり忘れて本来の容姿がそのまま脳に入ってきてしまう。

つまり、「左右が違うから」ではなく、「左右が違って自動補正がかかり忘れたから」ということになるのではないかと。

見慣れた漢字などをじっと見つめていると、ふとこれが何なのか分からなくなってしまう現象をゲシュタルト崩壊と呼んだりするが、あれも自動補正が解除された結果ではないかと思っている。

シュールレアリズムというのもそういう自動補正解除を目指しているのかも知れない。

私達は気づいていないが、ほぼ常時、自動補正を受けて世界を知覚しているという話でした。

 

*** 2008.11.23 ***

今回の元厚生省次官殺害事件について、自首してきた男が本当に犯人なのか動機が正しいのかはどうせうやむやになるだろうから放っといて、取り敢えず思ったこと。

法の網をくぐってうまく稼いだ者は罰せられない。

そいつを殺した者は罰せられる。

結論。うまく稼げ。

 

*** 2008.11.22 ***

『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』を観てきました。

戦争映画を撮影するつもりがジャングルの麻薬組織相手に本当に戦うことになってしまうというアクション・コメディなんですが、

悪くはないと思うのですが……予告編の方が面白かったです。以上。

 

*** 2008.11.21(その2) ***

使ってたロジクールのマウスは塗装が剥げたりボロくなったので廃棄して、

久々に光学式トラックボールに戻ることになった。

ついでにキーボードをパンタグラフ式の奴に戻してみたら殆どのキーが真っ黄色になってしまっており、

あまりにもみっともないためこちらも廃棄となった。

順番待ちが少しだけ解消されて嬉しい。

やっぱり私は買い物も好きだが捨てるのも好きだよなあと思った。

 

*** 2008.11.21 ***

荒野で人食い一家に襲われる『サランドラ』のリメイク『ヒルズ・ハブ・アイズ(サランドラの原題もこれだったりする)』と、更にその続編『ヒルズ・ハブ・アイズ2』を観ました。

1については、血の騒ぐバイオレンス描写はありますが筋的には元のサランドラと殆ど変わらず、同じ監督の『ハイテンション』の方が好みだったなあ。

2については、1よりも評判は悪かったようですがクオリティ的に落ちてる訳じゃないと思うし、憎らしいミュータント共をぶっ殺しゃああっという感じで楽しみましたとさ。

ところでメイキングで見る映像と本編の映像は、同じ場面の筈なのに迫力というかリアリティが全然違うのは何故なんだろう。

効果音の有無や明るさの関係なのだろうか。

でもそうすると、幾ら脚本や役者の演技が良くても後処理のやり方次第で駄目駄目になってしまうのだろうな。

作品というのは難しいですね。

 

*** 2008.11.19 ***

冬キャハーッ。

とにかく寒いですね。雪も降りました。

ヘッドホンアンプについては色々考えるうちに、今のAVアンプとは別に繋いでも、毎回出力を切り替えたりしないといけないだろうから面倒なのでひとまず冷めかけてます。

そうすると今度はまたヘッドホン自体に欲望が以下略。

一ヵ月後には何を欲しがっているんだろう。

ゲーム熱が冷めてきたからいけないんだろうな。またオブリビオンに熱中し始めたら無駄遣いしなくて済むだろう。小説は遅れるだろうけど。

てな感じでショートショート書き直してたらやっぱり内容が痛々しくて苦しいです。

 

*** 2008.11.17 ***

常に何かを欲しがっていないと生きていけない私は、

ヘッドホンはもうこれでいいかあと思った頃からヘッドホンアンプというものに興味が向かい始め、

今使っているAVアンプも多分充分なヘッドホン駆動能力はあると思われるのだけれど、

もしかしてもっと良い音質で聞けるのではないか、自分は損をしているのではないかと考え始めるとうああ以下略。

 

*** 2008.11.16 ***

放っておいてもどんどん劣化するかも知れない所有物を保管する良い方法を思いついた。

真空パックだ!

ヘッドホンもナイフもカメラも皆真空パックにすれば空気や水分に触れる危険が減り劣化も最小限に抑えられるのではないか。

わっはっはっ私の勝ちだああ。

とここまで考えて、私の末路は人間を半永久保存するため真空パックにしようとして逮捕されるのだなあとふと思った。

人生は色々ですね。

ちなみに実際に試すのはやめといた方がいいと思います。

 

*** 2008.11.15 ***

禁酒六日目。

ヘッドホン熱は段々沈静化してきた感じだ。

ヨドバシカメラで幾つもヘッドホンを試聴してみたのだが、数千円と一万円以上の差は別にして、結局私の耳には細かな違いが分からなかったのだ。

今のヘッドホン達できっと充分過ぎるほどなんだろう。

しかし心配はイヤーパッドにウレタンを使っているものは経年劣化してしまうので、その前にしっかり使っておかないといけないことを考えるとうああああ。

という感じで相変わらず追われる人生です。

 

*** 2008.11.14 ***

アルコールへの渇望を誤魔化すべく飴玉やミルキーを買っているのだが、

手元にあると反射的に手を出してしまう私はあっという間に食べ尽くしてしまい困ったことになる。

なのでオヤツを袋ごと冷蔵庫に入れておき、食べたくなるたびにそこから一個か二個ずつ取り出して味わうことにした。

パソコンデスクから冷蔵庫までの往復が面倒なので抑止力としてうまく働いている感じだ。

人生は工夫次第ですね。

 

*** 2008.11.12 ***

インスタントコーヒーばかり飲んでいたのでインスタントココアとインスタントレモンティーのお徳用はとっくに賞味期限が切れてしまっていた。

ココアもレモンティーもスプーンで掻き混ぜるのが面倒なんだよなあ。

とここまで書いてこんなことでも面倒臭がるなんて自分は大変な奴だなあと思った。

思ったのですが面倒なので何もしません。

というのはさて置き田母神論文問題だ。

論文自体の内容については、私としては趣旨には大体賛成だが、客観的材料を突きつけつつ「日本は素晴らしい国なのだ」などの感情的コメントは出来るだけ交えずに主張して欲しかったなあと思っている。

また、田母神氏は証人喚問で「日本は核武装すべきだ」と言ったらしいがこれについてはちょっと言い過ぎだよなあと思ってしまった。

何を以って言い過ぎだと感じたのか、その根拠は何なのか考えてみたのだがやはり軍人が過激な話をすると暴走しそうで怖いなあということだろうか。イスラエルなんかは首相が他国との争いをやめたくても軍部が勝手にクラスター爆弾撒いたりしてるしなあ。

元トップなのだから、もっとうまいこと議論を誘導して自分が直接叫ばずとも自然にその結論が導かれるような抑制の効いた言動をして欲しかったなあという感じだ。

「今の体制では万が一侵略があった場合に対応出来ない」とか何とか。村山談話についても自分からは言わず、聞かれた場合は「私は客観的な事実を資料を元に述べただけだ」とか何とか。

今の国防状況が既にかなりヤバいところまで来ていて、トップが捨て身で直訴したという解釈も出来るのだが、ならばもっと練りに練った発言をして欲しかった。

ちなみに田母神氏の記事について毎日新聞に電話取材した方の面白いやり取りがネットに公開されている。無断で紹介申し訳ありません。

【電凸】前空幕長問題 政府の責任を明らかにせよ について電凸しました【毎日社説】

すんごくうまく誘導してるなあと感心しきりです。

で、結局私が思ったのは、言論弾圧ってやっぱりある程度は必要なのかなあということだ。

いや喧々諤々議論することは別にいいと思うが、偏った思想の持ち主が影響力を行使出来る立場(教師も含めて)につくのは防止したいのだ。

ある種の思想・信教規制かな。そもそも思想・信教の自由が建前でしかないのは皆分かっている筈だよな。

思想や信教はその人の行動を左右するものだし、いやしかし今の法律は行動を罰するもので思想を罰するものではなかったよな、ああでも共謀罪とかは行動でなくても罰する方向だったような、それに今は刑務所で矯正教育(つまりは人格改造)を受けるのは義務になっているようだしな。そもそも学校で受ける教育というのは人格改造だよな。

違った思想・信教を殺戮していたらそれはファシズムになるよなあ。段々ゴチャゴチャしてきました。

どうしたものやら、何処でバランスを取るべきかまたじっくり考えてみます。

 

*** 2008.11.11 ***

禁酒二日目。

なんだか安いヘッドホンが猛烈な勢いで増えていうああああああああ。

 

*** 2008.11.9 ***

アルコールってデメリットばかりで人生においては特に良いこともないなあ。

と思ったので明日から禁酒してみます。

しかし何か口寂しくなってウロウロしてしまうのをどうやって誤魔化すかが課題です。

取り敢えずヘッドホンで誤魔化してみます。いや食べる訳じゃないけど。

 

*** 2008.11.8 ***

『X−FILES』の映画を観てきました。

いつも通りのX−FILESでした。

 

*** 2008.11.7(その2) ***

いやあそれがなんか明日届くようにネットで申請したヘッドホンが今夜届いてしまったのです。

ありがとう! 佐○○便!

さて、そこで早速二つのヘッドホンを取り出して一曲とちょっと試聴してから、丁寧に元の箱に戻して保管したのでした。

ああああああ何やってんだ俺は。

使わず保管するのなら買う意味がない。しかし保管しておかないと安心出来ないのだ。

ま、まあ今使ってるヘッドホンが潰れたらトコロテン式に保管ものを現役にシフトして、新たに何か買って保管することにしよう。

それでいいですよね。ね。

 

*** 2008.11.7 ***

三分の差でヘッドホンを受け取り損ねて怒り狂っていたのですが、もう諦めて明日があるさと気持ちも収まってきました。

私も年を取ったものです。

 

*** 2008.11.6 ***

長編を書き上げて安心していたのだが、

やっぱり駄作だったのではないかと急に猛烈な不安に襲われる。

と、一つ解決策が浮かんだのでまた気分が良くなり、

また少しするとやっぱり駄目だったのではないか急に不安になり、

ということを繰り返しております。

まあ、いつものことです。

とにかく次を始めよう。

 

*** 2008.11.5 ***

新しい大統領はオバマ氏ですか。

民主党だから親中反日でまたまた日本はいじめられそうなんですが、

この際なので日本もそろそろ毅然と対応して、そっちが無茶言ってくるならちょっとアメリカの国債売っちゃおうかなあ核兵器持っちゃおうかなあ、てな感じでしたたかに立ち回って欲しいものです。

これまでのブッシュ大統領については、政治を動かしているのは大統領ではないということと、自分の都合のためには他人の命なんか知ったこっちゃないという真実を啓蒙してくれたありがたい大統領であったと思います。

 

*** 2008.11.3 ***

一段落ついたので未鑑賞のDVDなんかも消費すべく『キャプティビティ』を観ました。

トップモデルが謎の男に拉致監禁され、他人の目玉やら耳やらミキサーにかけたものを無理矢理飲まされたりと目的不明の虐待を受けてたら、隣の部屋にも男が監禁されてることが判明してどうこうという話なんですが、

なんだか相手を動けなくして虐待拷問というのがやたら凄惨で重苦しく鑑賞しました。

何だろうこの嫌な感じは。

物語のアイデア自体は単純なので、それを表現するのに過剰な残虐描写は不要だったのではないか。

或いは残虐描写をメインにするならもっと実行者の人物像を支える要素が必要だったのではないか。

などと考えましたが、そもそも監禁+拷問というのが逃げ場がないので私は嫌いなのかも知れません。

というのは置いといて、増えてきたヘッドホンを埃から守るために、でも密閉して湿気が篭もらないようにと考えて百円ショップで巾着袋を七つ買ってきました。使わない時はそこに収めておくのだ。

いや、まだ七つも必要ないけど念のためうああああ。

 

*** 2008.11.2 ***

取り敢えず書き上がったので酔っ払いました。

長い苦患の日々でしたが今は満足です。

主人公は偏執狂だなあと思いました。

 

2008年10月

 

戻る