2009年4月

 

*** 2009.4.31 ***

建前と本音を一致させるのが私の目標の一つだったが、

そもそも人間は真実に耐えられないのだとふと気づいてしまった。

私の試みは人類を滅ぼしかねない徒労であったのだろうか。

 

*** 2009.4.30 ***

びっくりしたこと。

住み始めて六年目になるのに、私の脳内の地図が実際の区画と違っていた。

 

*** 2009.4.29 ***

気だるい。

禁酒を続けていても頭は冴えなかったけれど、

やっぱり酒は良くないなあと思った。

 

*** 2009.4.27 ***

禁酒一ヶ月達成。明日は飲み会なので飲んでしまうことになる。

更に勢い余っておそらく明後日も飲んでしまうだろう。

となるとその翌日もまた飲んでしまうだろう。

或いは更に翌日も飲み続け、もうゴールデンウィークは酒浸りの生活になってしまうだろう。

いやはや、恐ろしいことになってしまいました。

というのはさて置きまた最近恐い夢を見る。

昨夜の夢では壁に潰れた肉塊となって壁に貼りついた少女を生き返らせようと、

粘土や小麦粉でも捏ねるように根気良く捏ね続けていたが結局再生せず、

表面積が必要だと気づいて細長くした肉塊から背びれのように平たい部分を伸ばすと、

肉塊は何とか自力で動き出し、

背びれのある蛇みたいになって礼を言って去っていきました。

その時は良かったなあと思いましたが、目が覚めてから考えてみるとまるで元通りにはなってませんでしたね。

人生は恐いことばかりです。

 

*** 2009.4.26 ***

DVDで『ハチェット』を観ました。

小型遊覧船が座礁して暗い森の中を徒歩で帰らざるを得なくなった観光客達が、奇形殺人鬼に襲われるという典型的な殺人鬼モノで、

筋としてはありきたり過ぎるくらいにありきたりなのだけれど、古典を踏まえて確信犯的にやってるので楽しめるのと、

残虐描写はなかなかしっかりしてるなあという感じでした。

特に皆の前に唸りながら登場して、おっさんに斧を叩きつけていく殺人鬼の動きは何処か滑稽というか不思議な味わいがありましたとさ。

で、更に『東京残酷警察』も観ました。

犯罪者をあっさり処刑する民営化した警察と、負傷箇所から新たに肉体を新生・変形させて殺しまくるエンジニアと呼ばれる異常殺人者のやり取りというのが大筋で、

こちらはアメリカ資本で作ったもので遠慮のない残虐描写に皮肉たっぷりの演出で楽しみました。

倫理的な部分なんかぶっ飛ばして極限まで針を振り切ってるなあ、と。

出過ぎるくらい噴き出す出血も特殊効果の安っぽさもこのノリに合っているのでしょう。

内臓やら首やら飛んだりするのに、一番キツかったのが冒頭のリストカット場面というのが何とも。

ちなみにヒロインの台詞が聞き取りにくい箇所があって何度もリピートして更には「くそ野郎」という日本語字幕から推定したのですが、「このキチガイ野郎」と言ってたみたいなのでわざと小さくしているのかなあ。日本の規制に引っ掛かったのかなあ。

とにかく二週間で作ったにしては物凄いエネルギーが詰まっていて凄いなあと思いました。

こちらは二週間経っても短編一つ書き上がらなうああああああああああ。

 

*** 2009.4.25 ***

今日もなんとか禁酒を守った。

代わりにイカゲソを食べてます。

小説はやっぱり牛歩だ。

考えてみると長編より短編の方が効率は悪いんだよなあ。

昔は書き散らせていたなあと思った。

 

*** 2009.4.23 ***

いい人を演じ続けるのは大変だったろうなあと思った。

おめでとう。解放されたね。

 

*** 2009.4.22 ***

昨日の話は思考と喋りまでが無意識の運転動作みたいで怖いなあと言いたかったような気がするが忘れていたのだった。

眠るたびに夢を見ているようだ。あまり良い夢ではなかった。

脳のリソースが幾つかの懸念事項のために常時消費されているっぽい。

 

*** 2009.4.21(その2) ***

ああああああああああああ。

出来ることを少しずつ。

出来ることを少しずつだ。

それしかない。

 

*** 2009.4.21 ***

気分は優れないし、今日はもうビール飲んでしまうぞ、という感じでコンビニに向け出発したのだが、

途中でふと思い返してほっともっとの弁当を買って帰った。

来週は飲み会があるので禁酒自体はリセットされてしまうものの、飲み会を除く禁酒とするなら記録は更新可能なのだ。

もっと記録を伸ばしてみたい。とも思ったのだがまあ飲み会の後は飲酒が再開してしまうのだろうな。

それはまあ置いといて、どうもこのところ自分の思考が本当にちゃんと考えたものでなくて、機械的な反射で生じたものに従っているような気がする。

運転に慣れたら細かい操作が無意識の領域に入ってくるが、そんな感じだ。

この文章も浮かんできたものを微修整は施すけれど大体そのまま文章にしている。

昔の私は馬鹿だったなあと思っているのだけれど、今の私もきっと本当には考えていない馬鹿なのだろう。

きっと死ぬまで脳内の反射で思考していくのだろう。

と、ここまで書いて、どうも似たことを前に書いたなと気づいた。

やっぱり私の思考は機械らしい。

 

*** 2009.4.20 ***

どうもやっぱりローに入っているようで、

職場での振る舞いも何かまとまりのなさを自覚するし、

また重荷が一つ降りかかってきたので脳がオーバーヒートしそうになっているのかなあ。

と、熱を測ったら37℃だし。ゲームする気力もあまりないえ何でもないです。

まあ、いずれ良くなるでしょうから無理せずやっていきます。

 

*** 2009.4.19(その2) ***

ボーダフォンのアドレスで久しぶりにメールを下さった方にお返事を出したのですが、

既にアドレスが消滅しているようです。

取り敢えず、解決して何よりです、ということをここでお伝えしておきますね。

 

*** 2009.4.19 ***

午前四時に床に就き、

とても怖い夢を見て目が覚めたら午前六時過ぎだった。

急いでパソコンを起動して夢メモのテキストファイルに書き込んだが、

全体の半分も記録出来ないうちに薄れてしまったようだ。

今後これが小説として形を手に入れるのかは、まだ分からない。

 

*** 2009.4.18 ***

そばはそば粉から作られるが、

うどんは小麦粉から作られるということに気づいた。

小麦粉なら、麺でなくもっと別の形をしたうどんも作れるよなあ。

例えばお好み焼きみたいに円盤型のうどんなんてどうだろうか。これなら啜ってムセる危険もないし。

しかもその円盤うどんを煮るだけでなくて焼いて食べることも出来る……ってそれは本当にお好み焼きか。

いやはや、うどんは奥が深いです。

しかし考えてみるとそば粉を使ったそば饅頭ってのもあるな。そば粉にも色々と可能性はある訳だ。

私には麺類は難し過ぎる。

 

*** 2009.4.17 ***

短編に悩み気味です。

書き出したもののちょっとテーマがふらついてましたが、手遅れになる前に突破口が浮かんで良かった。

禁酒は続けていますがその代わりオヤツが増えているような気が……。

 

*** 2009.4.15 ***

今日は、とても久々に掃除機をかけました。

 

*** 2009.4.14 ***

うおおおおっ酒が飲みたいいっ。

しかし飲んでしまったら十八日目の禁酒がリセットされてしまう。

飲んでも一時的には気持ち良くなるが自己嫌悪に陥ることになるだろう。

ここは我慢のしどころだ。峠を越えればきっと楽になる。

峠を越えたら自分へのご褒美に酒を飲もうあれっ。

いやとにかく禁酒をもう暫く続けます。

 

*** 2009.4.13 ***

だるい。眠い。やる気が出ない。

というのはいつものことなので置いといて、

北野誠の不適切発言で芸能界を締め出されそうな一件というのは何なのだろう。

私自身は北野誠という人については山本リンダをサイボーク呼ばわりして訴えられたというくらいしか知らないのだが、

今回のトラブルの原因が公表されないまま抹殺ということなら、こりゃとんでもない真実を口走ってしまったのかも知れないと勘ぐってしまう。

ネット上では創価・公明の批判をしたからではないかとも噂されており、

意図的なデマかも知れないけれど、真実かも知れないと思わせるだけの状況が今のマスコミと芸能界には存在する訳で。

統治するのは政府だけで充分なのに、更にヤクザとか宗教とかハニートラップとか外資とかが割り込んでくるので本当にややこしい。

この際カルト宗教を大摘発・逮捕・処刑していけば今の自民党の支持率もグッと上がって単独政権でやっていけるのではないでしょうか。

いかがですか、総理。そろそろやってみませんか。

いや別に私は創価がカルトだと言ってる訳じゃないですよ、創価がカルトとは。

創価がカルトとは本当に言ってませんから。

……。まあどうせ総理は身動き取れないだろうからまたさて置いて、

やはり毒舌芸人である有吉弘行はこの件について「僕はうまいことやってるんで大丈夫」と言ったらしい。

どうせならここで「僕は死にたくないので池田大作大先生のことを悪く言ったりはしませんから」「いや本当に命が惜しいんです。創価学会万歳!」くらいは口走って欲しかったものだ。

芸風が違いますか。なら仕方がないです。

 

*** 2009.4.11(その2) ***

色々話をした時は余計なことまで喋ってしまって後悔することが多く、

今回は素面だったし多分大丈夫だよなあと思いつつも、

気になるので保険としてつい自分自身を「糞黙れ。死ね」と罵倒してしまう。

しかし自分に「死ね」と言ってたら言霊が積み重なって本当に死にそうなので、

保険としてその後で「断る」と言っております。

 

*** 2009.4.11 ***

い、いや、手を抜いた訳ではないんですよ本当に。

タイトルと紹介文から、内容はこういうふうで行こうと思い立ち、

いざ書こうとすると、このタイプの面白さは文章を長くするほど薄れてしまうと感じたため……いやはやとにかく狐○さんおめでとうございました。

 

*** 2009.4.10 ***

中二病は知っていたが、最近は小六病というのもあるらしい。

ということはいずれは乳児病とか出るのだろうか。

そして最終目標は前世病だ!

 

*** 2009.4.9 ***

どうも今週になってジトッと鬱に入ってきているようだ。

いつもの反応性の鬱だろうけれど、何に反応したものなのかが自分でも良く分からない。職場のことが幾つか積み重なってるのだろうか。

こんな時は酒に限るな、と言いたいのだがまだ禁酒中です。

そろそろ二週間か。それなりに頑張ってるな。

と、この日ここまで書いていたのにアップを忘れてました。

きっとそのくらい鬱だったんだ。そうに違いない。

 

*** 2009.4.7 ***

『闇の階段』を追加しましたが、

読んで頂ければ、どうして書いた後数ヶ月放置していたのかお分かりになるかと思います。

 

*** 2009.4.4 ***

映画『トワイライト』を観てきました。

ヒロインが引っ越した先で奇妙な同級生と関わるうちに彼が吸血鬼だと知って云々という、

ホラーというよりは恋愛映画でその辺の王道にしっかり沿っている感じがしました。

登場人物のそれぞれはまだ消化しきっておらず、続編が出ることを前提に作っているような気も。

とにもかくにも恋愛ものなんて観ない私としてはちょっと甘苦しく鑑賞致しました。

でも、冷静に考えてみるとヒロインがどうして相手をそこまで好きになっちまったのかが抜けているような……。

ま、まあ、好きになるのにきっと理由なんて要らないんですよね。よっしゃ、それで万事解決だ。

 

*** 2009.4.3 ***

禁酒は続けていますが、

頭は濁ったままです。

いや、でも、少しはましかも。

この間KFCに行ってたまごタルトを注文したら出来るまで十分かかると言われ仕方なくショコラトタルトにして、非常に甘くて苦しい思いをしたので、

次こそはちゃんとたまごタルトを食べてやると思い、本日リベンジしてきたのですが、

たまごタルトも非常に甘くて苦しかったです。

私の挑戦は徒労だったのか……。

 

*** 2009.4.2 ***

という訳で、表紙にアナウンスした通り、漸く『デビル・ボード』電子出版の運びとなりました。

昨年のエイプリル・フールにキリックの編集さんに声をかけて頂き、

なら十年くらいアイデアのまま放置していたあれをやろうということで、悪魔主催の殺人ボードゲームが出来上がりました。

声をかけて頂かなければもう四、五年くらいは放置していたような気がするので、キリックの編集さんにはお礼申し上げます。

また、クオリティ向上のために何度も読んで下さりご意見下さったことにもお礼申し上げます。

数年前に比べると携帯で読んだりするため電子出版で購入する人も増えたという話ですが、

この際なので世界が滅ぶくらい売れてくれたらいいなあとかいえ何でもないです。

本棚に飾れないものにお金を払うというのは抵抗あるかと思いますが、

よろしければどうかよろしくお願い申し上げます。

よろしくなければ……まあ、人生そんなこともありますよね。

取り敢えず一ヶ月くらいしたら覚書に覚書を追加しておこうかと思います。

あっと、携帯で読める形式は明日発売予定だそうです。どうやって携帯で読むのかは私にもちょっとうああああ。

 

*** 2009.4.1 ***

今日はエイプリル・フールですね。

よし、きっと明日こそは何もないぞ。

 

2009年3月

 

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